banner

信州リンゴは蜜が入りやすいのが特徴です

2012-10-08

信州のリンゴ、そう長野県のりんごの特徴に蜜があります。
リンゴを真っ二つに切っていただくと、真ん中の種の近くが濃い黄色に変色しています。

この濃い黄色に変色している部分が蜜です。
特に、「ふじ」と言う品種のリンゴに蜜が入りやすいですね。

今でこそ、生産量全国1位の青森県産のリンゴにも蜜が入るようになりましたが、
昔は信州長野県産のリンゴにしかほとんど入っていなかったと生産者や市場の方に聞きました。

美味しい蜜入りのリンゴ、当時は売るのに苦労したそうです。

なぜなら、全国に出回っているリンゴの多くが青森県産。
特に関東圏では、ほとんどのリンゴが青森県産です。

信州リンゴを持っていくと、腐っているとか言われるわけです。
あの蜜を見て腐っていると思うわけですね。

ちなみに、私の母は長野県のお隣の新潟県出身ですが、
父の実家から送られてきたリンゴの蜜を見てやはり腐ってると思ったと言っていました。

リンゴ生産の歴史から見ても、信州長野県産のりんごは、甘く育ちます。
この蜜の入りやすい気候、寒暖の差の激しさのおかげで美味しくリンゴが育つんですね。

11月上旬から出荷の開始されるサンふじ。
蜜のたっぷり入ったサンふじは、ご家庭にお歳暮にオススメです。